November 03, 2007

「加耶と倭」

考古学に興味のない人は読み飛ばしてください。


福岡と朝鮮半島は、距離だけでなく感覚的にも本当に近いと思う。
大学生の頃は、下関と釜山とを結ぶ関釜(かんぷ)フェリーや、大阪と釜山とを結ぶフェリーで、新羅の首都だった慶州や、百済の都があった扶余・公州の古墳や古寺を巡った。
一人で初めて海外を歩いたのも韓国。
ソウルの中心街・明洞で、
法外な値段を要求されるバーに入ってしまったため、有り金がほとんどなくなってしまい、
3日間、「とんがりコーン」なるお菓子1箱で食いつなぐという、
厳しい人生経験も積ませてもらった。

韓国に近しい感情を抱いているのは、古代からの交流があったからのも、その理由なのだろうが、
ただ、俺の中で消化しきれない問題が1つあった。
いわゆる「任那日本府」。
朝鮮半島の南部を、古代日本が支配していたという意見は、
根拠を持ってはいないが、
前方後円墳や日本製の武具が韓国内で見つかっていることなどから、
なんらかの影響やつながり、
もしくは倭が軍事侵略したのではないか、とも感じていた。

その疑問を解いてくれたのが、朴天秀さんの「加耶と倭」(講談社選書メチエ)

任那日本府はなかったし、倭が朝鮮半島に軍事侵略した痕跡もないということを、明快に示してくれた。

日韓の考古学の成果をもとに遺物や遺構を詳細に検討し、
その系統や編年をもとに古代のはなかった韓日交渉史を見なおすことを目指したという意欲作。

特に面白かったのは、第三章の『「任那日本府』ー百済と倭」。
韓国でこれまで13基の前方後円墳が見つかっているが、被葬者や築造時期をめぐって、
任那日本府との関係が語られることがある。
朴さんは、石室の作り方や副葬品、北部九州の出土品などをもとに、
前方後円墳の被葬者は、在地の首長ではなく、百済政権から招聘され、従属した北部九州の豪族であると論証している。
また、前方後円墳が築かれたのは6世紀前半で、いわゆる「任那日本府」が展開したとされる4世紀後半~5世紀代であることから、
日本府と前方後円墳とのかかわりもないこともはっきりさせた。

ほかにも、倭王権が、朝鮮半島からの先進文物と必需物資(鉄など)を恒常的に独占していたとは見られない、や、
韓国の学界に根強い、古代の先進文化やは朝鮮半島から日本へ一方的に伝わっただけでなく、
日本の文化はすべて朝鮮半島に起源をもつという認識に、厳しい反論を呈している。

刺激的な意見に富んでいて、
いろいろ紹介したいことがあるが、
みなさん、手にとって読んでみてください。

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January 21, 2007

青冥で深夜の宴会・「神社の系譜」

同僚が今月いっぱいで別の部署へうつるため、慰労の目的で、
20日は、北新地の中華料理店「青冥(ちんみん)」へ行く。
仕事が終わり、会社を出たのが午前2時過ぎ。
週末のこの時間に開いているのがありがたい。

Img_6690改装してからは初めて。
深夜というか未明というか、そういう時間帯なので、客は俺たちだけ。午前4時までなので、ゆっくり注文。
本格的な味で大満足。特に旨かったのは、
 
 
 
 
 
 
Img_6695Img_6696大海老のマヨネーズ炒めと、黒豚角煮。生ビール4杯飲んで、4時ごろ終了。その後、バーへ行き、また生ビール1杯飲んで、ほぼ始発の地下鉄で帰宅。
あまり飲みすぎず、充実の一日でした。

青冥 堂島本店
住所:大阪市北区堂島浜1-3-18
営業:11:00~04:00(L.O.3:30)
休日:日・祝日

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宮元健次「神社の系譜 なぜそこにあるのか」(光文社新書)
 ひどい本。考古学についての部分に、誤りがいくつもある。
 たとえば、「神武天皇陵」を、本当の「御陵」と思い込んで、論を進めているところ。
 「神武天皇陵」というのは、いわゆる「古墳」ではないというのは歴史家の最低限の常識。
 お金と時間の浪費でした。
 あまりに杜撰な間違いがあるので、近々出版社に手紙を書くつもり。

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20日 12048歩 週末は「イオン」も大繁盛。お客が多い。
19日 10522歩 なんだか疲れていて、仕事に身が入らず。反省。

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December 17, 2006

建設続く関西科学大・時計のベルト、高っ

忙しいような、忙しくないような1週間でした。

我が家そばに開校予定だった関西科学大。設置申請書に虚偽があると指摘され、虚偽の申請を取り下げたけど、事前に学生を募っていたり、その内定者に30万円を支給すると発表したりとゴタゴタ続き。

Img_6389でも、建設は続行中。本部が移ってくるらしい。あと、小中高校も造られるらしいし。
でも、やはりイメージは堕ちましたねぇ。生徒は集まるんでしょうか。

土地を造成しているのと関係があるかどうかわからないが、我が家が異常に埃っぽい。

昨日16日は、久々の完全フリー。イオンに行くと、一階のおしゃれな雑貨店が臨時休業。なぜなぜと近寄ってみると、会社が倒産したらしい。クリスマス前なのに…。

で、大阪へ。

Img_6391御堂筋は、まだイチョウの葉が落ちきっていない。もう12月なのに。
時計のベルトが切れたので、最近開店した「オメガブティック心斎橋」に行く。日本国内で一番の大きさとかで、なんだか圧倒される。
同じベルトを頼むと、39000円!! 涙を飲んで、注文した。

その後、御堂筋をぶらぶらしながら、ハンズ・そごう・大丸などに立ち寄る。古本屋で、江國滋「日本語八ツ当り」と吉村昭「史実を歩く」。

御堂筋って、バルセロナのランブラス通りと雰囲気が似ているなあ。あちらはプラタナスの並木だけど。

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16日 15008歩
15日 13587歩 じんましんを抑える薬もらう
14日 14259歩 夜は会社近くの「うおまん」。刺身盛り合わせ、高いのに量が少なく、激怒
13日 10113歩 思っていたより忙しくなく、結構楽な仕事だった
12日  5079歩 嫁が昼からパン教室。息子と2人っきり
11日  7611歩 息子を病院に連れて行く。年明けに再検査し、手術するかどうか決める
10日 12172歩 ひまひま。格好つけて、リーガロイヤルホテルの「ホテイチ」を覘くが、やはり高くて速攻退散

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November 16, 2006

「打ちのめされるようなすごい本」に打ちのめされた

いやはや。米原万里さんの書評集「打ちのめされるようなすごい本」は、驚くべき本だ。
読みたい本が出るわ出るわ。それに、米原さんの博覧強記ぶりが爆発していて、なかなか読み進められない。
「オリガ・モリゾウナの反語法」は、徹夜して一気に読み終えたが、この本は考えたり、メモったり(読みたい本を忘れないようにメモ帳に)せねばならない。

疲れてきたので、頭を休めるために太田和彦の「ひとりで、居酒屋の旅へ」に切り替える。
福岡「さきと」のごま鯖、食べたいぞ。

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息子を連れて、初のお買い物。
なくなったのと同じ万歩計を購入。きょうからまたまた記録していきます。


15日 4874歩。 万歩計を身に着けるまでにたっぷり歩いた(と思う)から、許してね。

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October 28, 2006

季節はずれの夏休み

もう秋やん。でも、今月末まで夏休み。

子育て中心になるが、月末は、少し仕事がらみで東京へ。

こんな本を読む予定。

福永伸哉<司会>ら「シンポジウム三角縁神獣鏡」
米原万里「パンツの面目 ふんどしの沽券」
H.ヴァン・デ・リート/F.プローイュ「0歳児の心の秘密がわかる本」
久しぶりに「時刻表」も精読するつもり。

あと、もし時間があれば、

Img_5894天下一品を極めたい!!(これは押熊店の唐揚げ定食)
俺は天下一品が大好きなんだけど、麺とチャーシューにやや不満。メンマには不満を感じてしまう。ネギも当たり外れが大きい。
(ちなみに、押熊店はかなり旨いと思う。接客のおばちゃんもいい感じだし、お気に入りの店です)

いろんな麺やチャーシューで試行錯誤し、「俺流最強天下一品」を作りたいけど、嫁から「油もしくは脂 戒厳令」が敷かれていて。厳しいかも。

あとは、これものちのち仕事に関係してくるかもしれないので、韓国語の勉強。


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ダイエットは急務!! ということで、
自分にプレッシャーをかけるべく、きょうから毎日、歩数を記します。

10月27日 11256歩

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